1985年の「週刊少年ジャンプ」での連載スタート、そして1987年のTVアニメ放送から20年以上の時を経てもなお人気を誇る『シティーハンター』が、2019年に長編アニメ映画として復活! 『劇場版シティーハンター <新宿プライベート・アイズ>』の完成披露試写会が、シリーズの舞台としても有名な新宿の地で開催されました。本記事では神谷明さんをはじめ往年のキャストも勢ぞろいした舞台挨拶の模様をお届けします!

 

 

舞台挨拶には、冴羽獠役の神谷明さんをはじめ伊倉一恵さん、一龍齋春水(旧芸名・麻上洋子)さん、小山茉美さん、そして原作者の北条司さんと、本作のこだま兼嗣総監督が登壇されました。さらにゲスト声優として参加しているチュートリアル・徳井義実さんはコンパニオンご一行を引き連れてモッコリ参戦! これには同じくゲスト声優の飯豊まりえさんから香よろしく100tハンマーでお仕置きが! 『シティーハンター』らしさ全開の雰囲気の中、舞台挨拶がスタートすることに。

 

 

「週刊少年ジャンプ」連載時ドンピシャ世代の徳井さん。冴羽獠の格好については「(冴羽獠は)とにかく足が長いので、極力そう見えるようにパンツをあげています(笑)」とコメント。

 

 

開口一番「待たせたね!」と挨拶された北条先生より「(本作は)ファンに対する恩返しということもありますが、どれだけ若い方が観てくれるのかにも興味があってドキドキしています」と話されると、本作で声優初挑戦となった飯豊さんからは「母が『シティーハンター』の大ファンなんです! ちょうど20年前に生まれたんですが、親孝行です!」とフレッシュなコメント。これには登壇者それぞれ時の流れを実感されたご様子でした。

 

 

20年ぶりの『シティーハンター』アニメ版の復活に際して、オファーを頂いてから「当時のように表現することができるだろうか?」と不安もあったという神谷さん。それでも「嬉しさが勝って、1年かけて今出来るベストの獠ちゃんを作りました」と語られます。若さの秘訣を問われると「アニメというのは観て下さる方が若いので、僕らが老けちゃうとダメなんですね。お客様に引っ張られて若さを保っています」と回答され、司会者から「みなさまからエキスを頂戴してという……」というフリには「そういうことでございます! モッコリエキスを!」という、ならではの回答で会場を沸かせていました。

 

香役の伊倉さんも「順調に年を取っていますので心配はありましたけれど、スタジオに行ってみんなの顔を見て演じ出してみると、大丈夫だと感じて思い切り暴れさせていただきました。大人しめの香は(2005年放送のTVアニメ)『エンジェル・ハート』でも演じたのですが、久しぶりにハンマーを振り回せたのでお楽しみください」とコメントされました。

 

 

ファンの方からもらったというプライズ景品の冴子を持参された春水さん。アニメファンを魅了し続ける艶かしい声色を披露されつつも「このキャスティングは神谷さんが、当時と同じメンバーでやろうと主張してくださって。本当に感謝です」と話され、これを受けた神谷さんから「ひと言、皆さんの声を聞いた途端に戻りました、20年前に! 全然変わってないんだもん!」とファン感類の返答が。

 

 

美樹役の小山さんは、試写で本作を観た日にTVで再放送されていた『シティーハンター』を観たとのことで「偶然観たんですが、おんなじ声をしてるんですよ! 絶対に期待してくださって大丈夫です」と太鼓判。そして飯豊さんの演技にも触れられ、アフレコの模様をコッソリ見ていたという神谷さんも絶賛されました。

 

 

アフレコ時のエピソードに関して飯豊さんは「アニメーションを見ながらお芝居できると思っていたんですが、まだ絵コンテのままで……」とコンテ撮アフレコだったことに言及。これには徳井さんからも「ビックリしたよね! 俺だけそうだと思ってたから、ナメられてるのかなって(笑)」と会場の笑いを誘っていました。そこにベテラン声優・神谷さんからフォロー。

 

「最近のアニメはほとんどの作品が同時進行なのですが、今回僕たちがアフレコした絵は情報をしっかり与えてくれているんです。その状態で演じることで助かるのことは、いい芝居をすると口の動きを合わせてくれるんですよ。完全に(アニメーションが)出来ちゃっていると合わせるのが大変なんです」と語られ、ゲスト声優のお2人も感嘆されていました。

 

 

こだま総監督からは「みなさまが期待しているとおりの昔ながらの『シティーハンター』そのままです。画面なども(撮影などで)あまり加工していないので、昔の感覚で楽しめると思います。エンディングのあとにエピローグも付いていますので、それも楽しみにしてください」とご挨拶。「獠はハードボイルドもありますが、真髄はモッコリなので、今の時代でもモッコリを絶対に通用させて見せるという気持ちで(総監督を)引き受けました」と話されると場内からも拍手が! スタッフも当時の『シティーハンター』を観ていた世代が多く、説明することが少なくやりやすかったとのこと。

 

 

2面性がある冴羽獠のキャラクターに関して北条先生は「最初はこんなスケベな男は、いくらカッコつけても女性に受け入れられないだろうと思っていたんです。『キャッツ・アイ』で多かった女性ファンを『シティーハンター』では全部捨てる覚悟で連載を開始したんですが、付いてきてくれてこっちがビックリですよ!」とコメント。改めて本作に関して「何にも変わっていないです。『シティーハンター』です」と話され「その反面、この時代にこんな(モッコリな)映画を作っちまったよ、俺たち(笑)。という気持ちもあります」とも。

 

 

舞台挨拶の最後には、神谷さんから「北条先生がおっしゃったように、当時の『シティーハンター』が何の違和感もなく現代にスライドしています。それは脚本家の加藤陽一さんのお力でもあると思います。僕はこの『シティーハンター』を観て、ファンの皆様それぞれ満足していただけると信じています。20年ぶりに帰ってくることが出来て、こんなに嬉しいことはありません。最後に『Get Wild』がエンディングシーンに流れてきます。そしてテロップが流れてきます。そのときの映像をぜひご覧ください。こだま監督が描き下ろしてくれた新しい映像です。そこにはこだまさんの愛があふれています。僕は何度も泣かされました。ぜひ見逃さないように、最後までこの作品を楽しんでいただきたいと思います」と会場の『シティーハンター』ファンに向けて語られました。

 

新宿の地を走り抜けていく冴羽獠がスクリーンにてついに復活! 時代が変わっても変わらないもの。『劇場版シティーハンター <新宿プライベート・アイズ>』を、ぜひ劇場でお楽しみください!

 

『劇場版シティーハンター <新宿プライベート・アイズ>』概要

 

作品名:『劇場版シティーハンター <新宿プライベート・アイズ>』
原作:北条 司
総監督:こだま兼嗣(「シティーハンター」「名探偵コナン」)
脚本:加藤陽一(「妖怪ウォッチ」)
キャスト:神谷 明、伊倉一恵、飯豊まりえ、山寺宏一、一龍斎春水、玄田哲章、小山茉美、大塚芳忠、徳井義実(チュートリアル)
チーフ演出:佐藤照雄・京極尚彦
キャラクターデザイン:高橋久美子・菱沼義仁
総作画監督:菱沼義仁
美術監督:加藤 浩(ととにゃん)
色彩設計:久保木裕一
撮影監督:長田雄一郎
編集:今井大介(JAYFILM)
音楽:岩崎 琢
音響監督:長崎行男
音響制作:AUDIO PLANNING U
アニメーション制作:サンライズ
配給:アニプレックス

 

 

公式サイト:https://cityhunter-movie.com/
ソーシャルメディア公式アカウント:@cityhuntermovie

 

 

(C)北条司/NSP・「2019 劇場版シティーハンター」製作委員会

 

 

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