アニメをめぐる冒険型コラム「アニメ・エンタープライズ」。

 

さて、本日もまた兵庫県は神戸より原稿を執筆しています。PCがあり、Wi-Fiがつながれば、どこでも仕事が出来る世の中。

 

ポケットWi-Fiが壊れるハプニングがあったりしたけれど、私は元気です。

VHSで録画セットしても深夜まで寝れない訳

 

3泊4日で兵庫県へ取材に来ているわけですが、ここ数回話題にしている2006年のころの僕だったら、それだけの期間、家をあけるのは一大事でした。

 

ちょろっと書きましたが、当時は放送されているアニメを数多くVHSで録画していました。1週間60タイトルくらいだったでしょうか。VHSデッキ5台体制でも深夜アニメを撮り切れず、深夜2時ごろに放送が終わったアニメと、これからはじまるアニメのVHSを入れ替えて録画をセットして寝るほど。当時は深夜0時から4時までぶっ続けでアニメが放送していることもざらでした。

 

今は2011年よりはじまった地デジの影響や、Netflixなどの配信サービスの台頭で、VHSで録画することはなくなりました。代わりにHDDで録画をしていたりしましたが、けっきょく容量オーバーで消してしまうことになるので、配信サービス中心で、何度も観たい作品はソフトを買う、というのが基本となりました。技術や時代が変わっても、基本的にはやっていることは変わりませんね。さすがに仕事が多忙のため、観る量は減りましたが。こういうコラムを書いているわけですから、最新アニメのインプットもどんどんしていきたいところです。

 

といいつつ、録画するだけして観ていない作品も多いというのが悩ましいところ。所有しているVHSだけで、ざっと1000本(市販ソフトやレンタル落ち中古VHSも含めて)あるので、老後に暇をもてあそぶという心配だけはありません。

 

話を少し戻すと、要はVHSの入れ替え作業があるので、1日でも家をあけると同シリーズを1本のVHSに続けて録画できなくなるのが、当時は非常に嫌でした。どうしても親戚のところへ行く用事などで遠出しなくてはいけないときは、その日の放送タイトルをなるべく1本にまとめて、後からサーチしやすいようにする工夫が必要でした。

 

ちなみにデジタル世代の人にはまったく必要ない知識ですが、VHSは3倍録画という機能があり、簡単にいうと画質を落とすことで録画時間を長くするもの。通常の120分テープを3倍録画すると、だいたい1クール12話のTVアニメ1作が1本のVHSに収まったのでした。逆にCMカットなどをしないと13話の場合、2本に分かれてしまうのですが、録画数が多すぎてそこまで手が回らなかったので、あまった録画容量でアニメ関連の番組を録画したり有効活用していましたね。

 

いつの日か、家のVHSを観ていたら、記憶にもなかった懐かしのアニメや番組が再生される―――。そんな必然にして偶然のめぐりあわせもまた、アニメをめぐる冒険なのではないかと思いを馳せる今日この頃なのでした。

 

>次コラム

第5回 あの頃、制作進行だった僕

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