アニメをめぐる冒険型コラム「アニメ・エンタープライズ」。

 

セルアニメの話題のときに挙げてから、久しぶりに『機動戦艦ナデシコ』を観ました。このアニメには、このアニメにしかない独特のワクワク感というか、魅力があるわけですが、2回にわたって少し掘り下げてみたいと思います。

ナデシコの『ナデシコらしさ』

画像出典:http://images-jp.amazon.com/images/P/B002XGZ1P8.jpg

 

『機動戦艦ナデシコ』は、1996年に放送。XEBEC制作、監督は佐藤竜雄さん。キングレコード作品として、『新世紀エヴァンゲリオン』の流れを組みつつも、さまざまなアニメ的魅力が詰まった忘れ得ぬ作品の1つです。

 

『ナデシコ』は、リアルロボットでもあり一部スーパーロボットでもあり、戦艦ものでもあり、ラブコメでもありSFでもある。キャラクターの個性もメカニックの個性もある。普通だったら詰め込みすぎでお腹いっぱいとなるような設定が、実に巧妙なバランス感覚と演出テクニックで、物語としてまとまっているのが最大の特徴。実にテンポよく、楽しさとシリアスさも織り交ぜて展開していくわけです。

 

『新世紀エヴァンゲリオン』の流れを汲んで、と書きましたが、もちろん「綾波レイ」と「ホシノ・ルリ」というキャラクターの関係性や大月プロデューサーというところもありますが、単純に僕がこの作品を観たのも、『新世紀エヴァンゲリオン』からこの作品を知ったからです。

 

オタク的にアニメを観るきっかけとして、『新世紀エヴァンゲリオン』を挙げる人は多いと思いますが、僕もその1人。中学生ごろにどっぷり謎本を買い込んで知見を増やしたりしていく中で、『機動戦艦ナデシコ』という作品があることを知り、どうやら「綾波レイ」のようなキャラが出てくるらしい。という感じで観たのだったでしょうか。

 

隣町のTSUTAYAでVHSを見つけ、会員カードを作ってレンタルしたのを覚えています。それが2003年の春で、ちょうど中3の頃。中2で『エヴァ』にハマり、中3で『ナデシコ』を観る。なかなかに王道なオタク道ですね。『ナデシコ』はタイトルからして『宇宙戦艦ヤマト』ですし、ロボットアニメから日本映画から特撮ものなど、パロディ・オマージュも多く取り入れられ、オタク的賑やかさが当時も今も僕を惹きつけます。

 

何と言っても、後藤圭二さんの描くくっきりとした瞳のキャラクターも抜群に素晴らしい。このキャラクターの瞳の力強さは、『機動戦艦ナデシコ』のキーワードでもある、「私らしく」ということの表れにもなっています。それを強く感じた、僕が一番好きなエピソード・第19話明日の『艦長』は君だ! のお話は次回に! みんなで読もう!

 

>次コラム

第14回 『機動戦艦ナデシコ』「明日の『艦長』は君だ!」

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