アニメをめぐる冒険型コラム「アニメ・エンタープライズ」。

 

今回はアニメライターについて。文字通り、アニメについて書くライターのことなのですが、しっかりとした定義があるわけではありません。アニメについて書くことに関してのお話しです。

 

アニメライターは求められているのか、いないのか

 

アニメライターについて考えることが最近あったので、所感を書いておこうかなという今回。

 

そもそもアニメライターとは、ライターのとして活動している分野が、主にアニメのジャンルの人のこと。

 

アニメスタイルの小黒祐一郎さんや、前田久さん、小林治さんが有名ですし、評論家・研究家という領域まで広げると、氷川竜介さん、藤津亮太さんといった顔ぶれが浮かびます。

 

名前が通っている方は、意外と数えるほどしかいないのです。ですが、たとえばゲームやホビー界隈がメインで、アニメを主の分野としなければ、アニメの原稿を書いているライターは、星の数ほどいると言っても過言ではありません。先に名前を挙げた人も、ライターとしての活動以外もしていますし、氷川さんは正確にはアニメ・特撮研究家として活動されています。

 

そう書いているエンタープライズ山田も、編集長名義含めアニメ誌、アニメ関係のWebメディアで活動してきたので、アニメライターは名乗らないけれど、業界の片隅にはいる、という所感。

 

さて、本題です。いま日本のアニメがスゴイ、ということは、もはや常識となりつつあります。そのアニメにまつわるライティングの仕事も、さぞや賑やかだろうと思いきや、実はそうではなく。

 

このあたり、ものすごく繊細に書かないといけないのですが、アニメが市場を賑わせているのは、アニメそのものではなく、そのアニメキャラクターのライセンス商品、グッズが現在の主流です。もしくは声優関係のライブやCD、イベントですね。

 

もちろん、アニメライターの仕事の一環には、そういったグッズ紹介もあります。僕もグッズを扱うのは好きなのですが、肝心のアニメそのものを紹介したり、語ったり、ましてや言論レベルで議論できる場は、アニメメディアには残念ながら少ないのです。そもそもアニメを主として扱うメディア自体が、意外とないんですよ。

 

ただ、逆にアニメメディア以外で、アニメに関する記事の需要が増えてきているのが、最近の傾向でしょうか。むしろアニメメディアよりも、アニメについて深く取り上げている、というところも多いです。

 

前置きだけで長くなってしまったので、続きはまた今後。ちなみに、この「SWAMP」も、アニメ記事は扱いますが、アニメメディアではありません。

 

 

 

 

第20回 山田尚子監督と「映画」について考える

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