SWAMP(スワンプ)ではこれまでにも、「大洗春まつり海楽(かいらく)フェスタ」「大洗あんこう祭」のレポート記事をお届けしてきました。さらには大洗の美味しいご飯が好きすぎてこんな食レポ記事まで作ったくらいには大洗が好きなエンプラ山田こと編集長・加藤ですが、その1000倍以上(?)大洗が好きすぎて、大洗の地で起業した方がいらっしゃいます。

 

 

大洗といえば、大人気アニメ『ガールズ&パンツァー(ガルパン)』シリーズの舞台として近年一躍注目を集めていますが、『ガルパン』の宣伝担当を務めていた元・バンダイナムコアーツの廣岡祐次さん。彼が代表を務める株式会社ハイド&ルークの会社設立 事業内容発表会が大洗の地で開催され、SWAMP(スワンプ)編集部も駆けつけました。

大洗町に新たな拠点「ARISE CO-WORKING」が誕生!

 

説明会には、株式会社Oaraiクリエイティブマネジメント 代表取締役の常盤良彦さん、大洗観光協会会長にして「割烹旅館 肴屋本店」代表の大里明さんといった大洗おなじみの方々も登壇。廣岡さんとの軽妙なやり取りを交えつつ、会が進行して行きます。

 

まずは株式会社ハイド&ルーク起業の経緯が説明されました。『ガルパン』の企画立ち上げからの宣伝プロデューサーを務めていた廣岡さんですが、現地で頑張る多くの人々に接するうち、大洗の魅力に引き込まれていったそうです。社名について「ハイド&ルークは、かくれんぼを意味するハイド&シークと、チェスのルーク(城)をかけあわせた造語です。あとから知ったのですが、ルークには古代語で戦車という意味もあるようで、大洗を拠点としてかくれんぼしている町のいいところを見つけよう」という意味が廣岡さんより語られました。

 

 

「自分もそういう道を辿ってきたため、応援したいので止めはしなかったが、なんてリスキーな道を取るのだ」と常盤さん。「お子さんも生まれたばかりで家も買ったばかりで、起業するなんて」とも話されましたが、廣岡さんとは『ガルパン』関連のやり取りで確固たる信頼関係が出来上がっており、それを感じさせるトークとなりました。大里さんも「大丈夫?」と心配されていたそう。

 

▲「ガルパンは大洗の命です!」過去最高来場者で賑わった第22回「大洗あんこう祭」レポートより

 

ちなみに、現在大洗の商店街の各店舗には『ガルパン』に登場するキャラクターのパネルが飾られています。これは2013年に行われた「海楽フェスタ」で行われた(大洗初の)『ガルパン』大型イベントが、街中で等身大パネルをかくれんぼのように見つけようという内容のものからはじまったと語られ、ハイド&ルークという社名とも重なりを見せました。

 

 

株式会社ハイド&ルークの事業説明では、発表会の会場にもなっているコワーキングスペース開業について語られました。「『ガルパン』のアニメに影響を受けて移住を決めた人が約100人いる。潜在的にはもっといるのでは? いっそ大洗町で仕事をすればいいのではないか?」ということが契機となり、大洗で仕事をする場所・移住や起業を考えている人のコミュニティスペースとして、常盤さんが運営を手がける大洗シーサイドステーション内2Fに拠点を作ろうと思ったとのこと。

 

大里さんからは「人づてに聞いているので、ざっくり100人。すでに持ち家がある人もいる」というお話もあり、常盤さんの会社でも「3名の移住者が社員として働いている」というように、移住者の職業傾向は宿泊から加工業までさまざまのようです。

 

 

ポータルサイトの開発も「大洗あんこう祭」が開催される本年秋を目処に行なっていくと発表。大洗の名産をECサイトで展開していくのはもちろん、遊び単体ではなく、釣りにエンタメ要素を足したりしたパッケージングでの発信を行なっていくという内容で、各商店との商品の共同開発を肝として掲げていました。新商品をフックにして広げていくという元宣伝Pらしい事業展開に対して、常盤さんは「大洗独自のお土産というものが(茨城にはあるけれど)実はない。独自で開発している最中で、アライアンスを組んでいくことが必要なんじゃないかなと思うんです」と話し、大里さんも「まさしく観光協会でやらなくちゃいけないことだけど、民間でやってくれるのは心強い」と回答。

 

『ガルパン』目的以外の観光客に、商店街の風情などをどう伝えていくのか? をベースにして、廣岡さんからは「基本的には万屋スタイルで(大洗町の)困ったことを解決していきたいが、主にこれら2つの事業を展開していきます」と語られました。

 

 

そんなポータルサイト開設に向けて、廣岡さんの高校時代の友人でシステムエンジニアの利満久師さんも創業メンバーとして参画。スマホ最適化を含めた各商店のホームページ制作なども行なっていきたいとのこと。

 

大洗には川崎のご自宅から通っている廣岡さんに対して、世田谷区から移住した利満さんは、「ご飯は美味しいですが、夜が早いんです」と大洗の感想を述べられていました(取材後、大洗でご飯を食べようとしたSWAMP編集部も20時の閉店ギリギリでお店に駆け込みました)。

 

 

発表会では大洗町役場のまちづくり振興課に勤める平沼健一さんも登壇。茨城県と大洗町が連携してすすめる移住施策についても紹介がなされました。移住支援金では、世帯100万円・単身60万が最大支給され、起業支援金は改装費や賃借料の補助なども行われ、上限は200万円となるようです。

 

廣岡さんからは「行政のリゾート構想といった攻めの姿勢に対して、明治・大正時代から続くお店も多い商店街を、令和の世でも守っていきたい」と大洗への想いが告げられました。

 

 

そんな魅力的な人が多く住む大洗町では、7月27日(土)に「室屋義秀エアショーin大洗」が開催。「レッドブル・エアレース」ワールドチャンピオンの室屋義秀さんによる大迫力の航空ショーやトークショーが実施されます。こちらのエアショーを見る前に、前泊しながらコワーキングスペースで仕事をするというのも乙なものではないでしょうか!

 

詳細は大洗観光協会の公式サイトをご覧ください!

実際にコワーキングスペースで仕事してみた

 

発表会のあと、記事制作にコワーキングスペースをひと足先に使わせていただきました! 内装はプレオープン後に順次充実していくとのことでしたが、窓から海も見渡せる開放感あるスペースで、仕事も捗りますね!

 

 

仕事中に、ふと「あっ、海行こ……」と思ったら、すぐに大洗が誇る海にも行けちゃいます。というか、もう、海に行きたい!

 

 

取材前日は大雨だったので、波は多少荒ぶっていましたが、日が沈む前の幻想的な海岸線を見てから東京へ帰ってきました。高速道路を使えば、23区の主要エリアから2時間弱で大洗まで直行可能。土日を大洗で過ごしつつ、金曜に前乗りしてコワーキングスペースでお仕事……という使用方法は廣岡さんもオススメしていましたよ。

 

余談ですが、取材前に食べた大洗町の美味しいご飯はこちら。人生でいちばんボリューミーなお魚定食でした!

 

 

さまざまな観光名所がある大洗町。『ガルパン』ファンはもちろんのこと、大洗の美味しいご飯の魅力にハマった方は、ぜひ一度廣岡さんの手がける「ARISE CO-WORKING」を訪れてみてはいかがでしょうか。

 

ARISE CO-WORKING

公式サイト:http://arise-cowork.jp/

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